実際の性暴力被害は、どんな年齢、性別、服装、ライフスタイルかに関わらず起きています。しかし社会は未だにサバイバーに原因があったかのように判断し、被害にあわないためにという名目で、被害に遭うかもしれない人の行動や服装を制限します。
まるで、被害にあった人に責任があるように。
性暴力を防ぐ責任が、被害にあうかもしれない人にばかり背負わされているのが、この社会です。でも、それはおかしい。
アメリカの統計によると性暴力被害経験を持つ人の8割以上が自分と加害者以外で、被害を知り未然に防ぐことができる可能性がある人がいたと証言しています。「性暴力を終わりに」したいなら、傍観をやめる必要があるのです。
そこでBroken Rainbow-Japanでは、バイバイ・バイスタンダー(BYSTANDER:傍観者) プロジェクトをスタートします!
近くの人が危ないかもって気づいたら、 声をあげよう。 もしかして助けが必要かもって思ったら、行動をしよう。 スーパーヒーローにならなくても出来ること。 あなたの立ち上がる選択を、グッズで応援するプロジェクトです!
イラストはNobbyさん(https://nobbypop.com/)に描いていただきました。
※グッズの販売はBOOTHで行っています。画像をクリックするとBOOTHのサイトに繋がります。
・わたしは傍観者ではないよ
・傍観者でいることにさよならしよ
・もう、傍観者ではいないぞ
・危ないと感じたら声をかけてみるよ
・サバイバーを孤立させないよ
などの表明として、どこかに身につけていただけたら!と思っています。そして、このキャンペーンをどうか広めてもらえたらと思います。どこかに身につける(持ってくださる)ことは、サバイバーと共にあることを発信することにもなります。
安全な場を作るために大事なことは「被害の無い場所作り」以前に、「被害を未然に防ぐ場作り」です。
バイスタンダー(傍観者)が、傍観をやめ、介入することです。
声をあげること。無いことにせず、気になることは聞いてみること。おかしいと思ったら、声をかけること。一人では出来なくても誰かに助けを求めてみること。
そうすることで、誰かの被害を止めることが、全ての人に可能です。
ただし、介入するには、「気付くこと」が必要です。そして、出来るだけ適切な介入をするためには、知識が必要です。
Making Spaces Saferプロジェクトでは、適切な介入をするための情報のアップデート、ツール開発などを行っていきます。
2021年から始動するプロジェクト、詳細をお待ちください。
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