ロールモデルの重要性は各分野で長らく語られてきた。もしそれが必要なことなのであれば、この「LGBTIQA+と性暴力」というテーマにおいても同様だろう。LGBTIQA+の性暴力については「新しいテーマ」のように位置づけられやすいが、国内だけを見ても、そこに想いを向けて活動してきた人は(確かに少ないのだけど)実際にいる。もしもサバイバーとして、そしてアクティビストとして「孤立感」の中にいる人がいるとすれば、さまざまに歩んできた人たちの姿を、確かにここに、残していければと思っている。
インタビューの実施は、赤い羽根福祉基金 特別プログラム「被害者やその家族等への支援活動助成」により実施している。また、インタビュー実施に伴う準備期間、公益財団法人みらいRITAに多大なご協力をいただいた。何より、このインタビュー実施に際しご協力いただいている多くの方々に心から感謝を申し上げる。
更新は少しずつになるかと思うが(極力、月に1本は更新していきたいと思ってます)、ぜひ、お楽しみに。
ふとした時に、自分は一人なんじゃないか、などと思ってしまうことは多くの人が経験するものかもしれない。だけれども実際は、自分たちの前に歩む人がいて、その後ろを歩く人がいる。きっと、左右前後、さまざまな角度に仲間はいる。しかし、なかなかそうした人たちとの繋がりを感じられる機会は多いとはいえないものである。
だからこそ今回は特に、クィア、そして性暴力について活動してきた人たちを中心として、インタビューを実施している。文章からのはじまりだとしても、こうした繋がりの中でそれぞれが「ここにいることの価値」を知ることや、孤立の中で活動を続けている人にどれほど力となるか。孤立のなかにいた一人として、そんなことを願っている。
今回は、1970年代から一貫して女性たちの声を聞き、それを形にしてきた麻鳥澄江さんを訪ねた。 (インタビュー:一般社団法人BrokenRainbow-japan岡田実穂)
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